C型肝炎の潜伏期間と症状
C型肝炎の潜伏期間・症状についてお話します。C型肝炎は主に血液を介して感染するウィルス性の肝炎です。
肝炎には他にもA型肝炎・B型肝炎が存在します。A・B型肝炎は慢性肝炎に発展せずに自然治癒する場合が多くあるのに対し、C型肝炎はウィルスの潜伏期間を過ぎてから数年、数十年経って肝硬変や肝臓がんに進展する確率が非常に高い病気です。
現在日本には200万人以上の検査治療を行っていない人を含めて感染者がいると言われています。
C型肝炎の潜伏期間(C型肝炎ウィルスに感染してから症状が現れるまでの期間)は約2週間〜3ヶ月で平均6〜7週間で症状が現れます。C型肝炎の潜伏期間の後は急性肝炎へと移行します。
20〜30%で黄疸症状(血液中のビリルビンという物質が増加しておこり、身体や白目の部分が黄色っぽくなります)、10〜20%で肝臓病に特徴的ではない食欲不振・気分不快・腹痛といった症状が現れますが、ほとんどは無症状です。
C型肝炎の潜伏期間を過ぎると
C型肝炎の潜伏期間を過ぎると、感染者の約3割は一過性で自然治療してしまい、残り6割は慢性肝炎へと進行します。
C型肝炎の潜伏期間の後、急性肝炎となると血液検査のALTの値が上昇します。
ALTとは肝臓が持っている酵素で肝臓の細胞が壊れると血液中に出てきます。
そして急性肝炎の時期を過ぎると血液中のALT検査値は正常化し、治ったとみなせる状態になります。
しかし、大部分の人は慢性肝炎へと移行しているのです。C型慢性肝炎になるとその後は肝硬変、肝臓がんへと進行していきます。
C型肝炎の潜伏期間後の症状は、ほとんどの場合自分ではわからないものです。
しかし、感染した可能性がある場合は早めに医療機関を検査受診して治療ほうがよいでしょう。
インターフェロンなどを用いて治療にあたることと思います。
C型肝炎は輸血をしたことのある人・刺青・覚せい剤を行ったことのある人、昔の予防接種を受けた際に注射針・注射筒の連続使用をされた可能性のある人、かつてフィブリノゲン製剤投与を受けた可能性がある人に感染の危険性があるので、心当たりのある人は医療機関で血液検査を受けるのが良いでしょう。